付録10 大自然の鼓動・鹿部間歇泉
鹿部町はなんと泉源が30以上ある道南屈指の温泉の街です。しかしなんと言っても圧巻なのが間歇泉です。
間歇泉は周期的に地面から噴き出す温泉のことで、日本では鹿部町の他には宮城県鳴子町鬼首間歇泉 (国の特別天然記念物)、福島県福島市土湯温泉間歇泉、諏訪湖間歇泉、島根県津和野(現在日本で一番の間歇泉ですが、お湯が噴き出しすぎるとの苦情でふたをしています)、大分県別府龍巻地獄などの間歇泉が知られている程度の非常に珍しい温泉です。世界的にはアメリカのイエローストーン国立公園のものが有名です。
鹿部の間歇泉は大正13年4月に温泉を掘っているときに偶然見つかったもので、5〜6分間隔で103℃の熱湯を15m以上の高さまで吹き上げます。まさに大自然の鼓動を感じます。
鹿部間歇泉公園
それでは間欠泉が吹き出す様子をご紹介します。
私が行った時は風があり写真の建物の裏側の国道にお湯が吹き飛んでいかないように途中でお湯を止めていました(左写真)。左の写真の状態ではまだパイプの中のお湯は見えません。次第にお湯がパイプの中を上がってきます。
はじめに上がってきたお湯は温度が低く、沸騰していません。パイプの底の温度は113℃もあるのですが、パイプの深さは26mあり、2.6気圧の圧力がかかっているためお湯はパイプを上がってくるうちに圧力が下がり沸騰し始めます。
沸騰はどんどん激しくなり水圧を下げ、お湯の吹き出す量が急激に増えていきます。
そして、103℃のお湯が約15mの高さまで吹き上げます。
噴き上げがしばらくすると、お湯が噴き出す量が勢いに追いつかず、水位も温度も下がりパイプの外に噴き出なくなります。
鹿部間歇泉は公園になっていて、間歇泉の歴史や吹き上がる仕組みを学ぶことが出来るほか、足湯もあり、間歇泉のお湯
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