HOBIA NEWS

HOBIAが皆様に活動の内容をお知らせする機関誌です。
第149号以降のバックナンバーが御覧になれます。

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 第168号
・21世紀・わが社を支えるテクノロジー(詳細はここをクリック)
・アメリカ・カナダのバイオベンチャー企業の調査(その5)(詳細はここをクリック)
・ベルギーのバイオベンチャーエノジェン社の講演会(終了につき削除)
・化学工学技術懇談会の開催案内(詳細はここをクリック)
・BJ2000の見どころ(終了につき削除)
・秋期事業の日程紹介(終了につき削除)
・施設見学会の参加者募集(終了につき削除)
・新規加入会員の紹介

新規加入会員のご紹介

4月1日以降、HOBIAの趣旨にご賛同いただいて、新たに会員として加入いただいております皆様をご紹介いたします。今後とも、HOBIAの事業活動にご支援を賜りたいと存じます。
(個人会員)
 荒川 康実氏 (札幌酒精工業梶j
 熊谷 裕男氏 (アドバイザー)
 澤田 美智子氏(北海道工業技術研究所)
 田中 光幸氏 (潟}リンケミカル研究所)
 桶谷 米四郎氏(叶V薬開発研究所)
 武谷 宏二氏 (東京農業大学)
(団体会員)
 緑産竃k海道支社
(特別会員)
 古寺 武利氏 (前JBA技術顧問)

 第167号
・第89回例会講演要旨(終了。要旨ここをクリック)
・21世紀・わが社を支えるテクノロジー(詳細はここをクリック)
・アメリカ・カナダのバイオベンチャー企業の調査(その4)(詳細はここをクリック)
・地域バイオ技術研修の紹介(詳細はここをクリック)
・香料・テルペン製油化学討論会特別講演(詳細はここをクリック)
・BJ2000出展企業等の紹介(終了につき削除)
・会員企業等の担当者等の変更届け出のお願い
・21世紀・わが社を支えるテクノロジー掲載企業の募集

会員企業等の担当者等変更届け出のお願い

  企業の総会等で役員の交代や、人事異動等で担当者の交代があった場合は、お手数ながら事務局へ
    FAX  011-242-1081 又は  E-mail  hobia@mb.snowman.ne.jp にてご連絡下さい。 

21世紀・我が社を支えるテクノロジー掲載企業の募集

 前号でご紹介しましたが、今月号から新企画で会員企業の中から順次企業紹介コーナーを始めました。今月号は潟Aミノアップ化学さんがPRしております。皆さんにも是非申し込んでいただきたいと思います。当面10月号までは、企画運営委員会で掲載企業を決めてありますが、11月号以降は申込みの順序でと考えております。紙面の構成は貴方の会社でお書きになって、レイアウトも貴社で工夫して下さい。事務局では編集などでお力添えはしますが、パソコンの活用や写真等を用いてユニークな紙面を構成して下さい。皆さんからの申込みをお待ちします。

 第166号
・第89回例会開催のご案内(終了。要旨はここをクリック)
・地域バイオ技術体験研修開催案内(終了につき削除)
・BJ2000出展企業内定状況(出展企業紹介記事はここをクリック)
・私が注目する今月のバイオ情報
・アメリカ・カナダのバイオベンチャー企業の調査(その3)(詳細はここをクリック)
・ニュース紙面の新企画について
・H12年度日本生物工学会大会案内(終了につき削除)
・第44回香料・テルペンおよび精油化学(詳細はここをクリック)
・北海道ティー・エル・オー(株)からのお知らせ(詳細はここをクリック)
・新規会員募集(詳細はここをクリック)

ニュース紙面の新企画について

 永いこと幹事の皆さんにご協力をいただいて掲載してきました「私が注目する今月のバイオ情報」も、執筆者が一巡しましたので、166号をもって新企画に移行します。
「21世紀の我社を支えるテクノロジー」(仮題)と題して、会員企業を紹介する企画で、21世紀を目前にして、ビジネスチャンスを広げるPRの場として、活用してもらうのが目的です。
 原稿は掲載(PR)を希望する企業に執筆していただきます。写真を多く使用するなどレイアウトに工夫して、ユニークな紙面で注目を集めて下さい。
 具体的な要領は次回の企画運営委員会で決めますが、当面3ヶ月は皆さんの準備等を考え掲載企業を決めさせていただきました。
 これらの掲載事例を参考にしながら、是非事務局にお問い合わせ願います。
 皆さんのページですので、積極的に活用してPRに役立て、事業活動にお役立てください。
 HOBIAニュースも事業活動を支援いたします。
(事務局)

私が注目する今月のバイオ情報
〜中央農試におけるバイテク研究について〜
北海道立中央農業試験場  農産工学部長 村上紀夫

4月からバイテク研究を担当することになりましたが、新人のため"注目する今日のバイオ情報"が見当たらないので、中央農試におけるバイテク研究の現状について、概要を述べさせて頂きます。
北海道は1984年に都府県に先駆けて、中央農業試験場にバイオテクノロジー研究チームを設置し、北海道の主要農作物の稲、麦類、豆類、ばれいしょ、てん菜などを対象とした組織培養・細胞培養の研究、遺伝子組換え技術のための遺伝子解析・遺伝子導入法や微生物利用のための研究を開始し、1987年に本格的にバイテク研究を実施する生物工学部を新設しました。本年4月道立農業試験場の機構改正により、生物工学部と農産物の品質評価、貯蔵、流通保鮮などを担当していた農産化学部が一緒になり、細胞育種科、遺伝子工学科および農産品質科の3科より成る新しい農産工学部がスタートしました。
細胞育種科は、個々の作物に対する効率的な葯培養、胚珠・胚培養、培養変異などの技術の確立およびそれらの技術による従来の育種方法では困難な病害虫抵抗性などの育種素材の作出、遺伝子導入による遺伝子組換え技術の確立を目指しています。一方、遺伝子工学科は、病害虫抵抗性育種の効率化に役立つ有用な遺伝子の単離技術およびDNAマーカーによる選抜技術の開発、育種素材作出のための遺伝子解析、およびウイルス病の防除技術確立のための遺伝子診断技術の開発を目指しています。
まず、国費受託による「遺伝子導入によるばれいしょ新育種素材の開発」の課題では、ばれいしょの難防除病害であるそうか病および半身萎凋病、疫病に対する抵抗性の育種素材(中間母本)を作出するために、イネ・キチナーゼ、リゾチーム遺伝子を導入した形質転換体を作出し、抵抗性を検定し病害抵抗性育種素材の作出を目指しています。さらに、ばれいしょの収穫時の打撲や剥皮褐変による品質の低下を防ぐために、塊茎の褐変に関与するポリフエノールオキシターゼ遺伝子を単離し、褐変抵抗性遺伝子を構築し、塊茎に導入することにより褐変抵抗性育種素材の作出を目指しています。同様に「DNAマーカーを利用したてん菜の耐病性選抜技術の開発」では、てん菜そう根病抵抗性遺伝子に関するDNAマーカーを探索し、てん菜の耐病性育種の効率化を図ることを目指しています。
北海道てん菜協会との共同研究である「遺伝子組換えによるテンサイそう根病抵抗性素材の開発」の課題では、てん菜の収量・根中糖分を著しく低下させる難防除病害のそう根病について、抵抗性育種素材作りに取り組んでいます。これまで明らかにしたてん菜そう根病ウイルスに抵抗性を示すウイルス(BNYVV)遺伝子の一部を交配親のてん菜に導入し、植物体内で遺伝子を発現させることによりそう根病抵抗性を有するてん菜の作出を目指しています。現在、アグロバクテリウム法によりてん菜への遺伝子導入を試みています。
日本豆類基金協会からの受託である「バイテク技術応用による高級菜豆の早生・極大粒系統の選抜強化」の課題では、畑作部門などと共同して、花豆の未熟子葉の組織培養時に出現する培養変異を利用し、花豆の早生・極大粒品種の育成を目指しています。同様に「菜豆黄化病抵抗性のDNAマーカーの探索」の課題では、十勝農業試験場と共同してインゲン黄化病抵抗性の遺伝子に関するDNAマーカーを解析し、さらに抵抗性遺伝様式を明らかにし、育成場における選抜の効率化を目指しています。また「遺伝子診断による豆類の品種判別法の確立」の課題では、現在、菜豆類を中心に外国から輸入された品種が国産のものと同一なのかどうか見分けるため、遺伝子工学的手法を用いて迅速で精度の高い豆類の品種判別手法の開発を目指しています。
道費による「ばれいしょなどの有用遺伝子単離技術の開発」の課題では、ばれいしょのジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子を単離し、DNAレベルで抵抗性個体の選抜が出来るようにして、抵抗性育種の効率化に役立てようとしています。また、「食味特性の遺伝性解析」では、培養変異、葯培養などで食味に関する変異を誘発または導入固定し、有用な育種素材の作出を目指しています。さらに、「花ユリの病害抵抗性素材作出のための遺伝子組換え技術の開発」では、遺伝子組換えにより花ユリへの病害抵抗性素材を作出するために、花ユリの外来遺伝資源導入法の開発を目指しています。
以上、バイテク研究について示しましたが、最近は育種の効率化を目的とした遺伝子マーカー関連の課題が多くなってきました。遺伝子組換えに関する試験については、この技術が組換え品種育成のほかに、組換え品種の検定や耐病性の遺伝子診断技術などに役立つものであり、基本技術の習得という意味から取り組むべき研究課題と考えておりますが、一連の試験の中から遺伝子組換え品種を世に出そうというものでは有りません。組換え関連技術と優良遺伝子の導入については、科学技術庁の指針に基づき隔離圃場で実施しており、これらの育成素材が育成場などで利用されるには、更に農林水産省や厚生省の安全性評価に関する指針をクリヤーしなければ成らず、実際に育種現場で利用できるのは十数年先であり、その時に利用されるかは疑問視しています。

 第165号
・15周年記念講演会講演要旨(詳細はここをクリック)
・私が注目する今月のバイオ情報
・アメリカ、カナダのバイオベンチャー企業の紹介(その2)(詳細はここをクリック)
・バイオジャパン2000の出展募集(終了につき削除)
・平成12年度HOBIA事業計画表(終了につき削除)

私が注目する今月のバイオ情報

(財)北海道地域技術振興センター   
            常務理事・事務局長  高橋 国男 氏

 当財団は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の企業支援「地域コンソーシアム研究開発事業」の採択を受けて、産学官連携による研究開発プロジェクト4件(新規)の管理法人として研究開発の効率的な推進に取り組んでおります。
 今回は、研究開発プロジェクト「組替え植物発現抗体を利用した食品微生物検査用バイオセンサーの研究開発」について紹介させていただきます。

(研究実施機関)
竃k海道グリーンバイオ研究所
潟Tイエンスタナカ
北海道大学
(プロジェクトリーダー)
竃k海道グリーンバイオ研究所
遺伝子操作研究室長 松村 健氏
(研究期間) 平成12年度(1年間)
(研究費規模) 約1億円
(研究開発概要)
病原微生物に対して本来動物でしか産出されない抗体を植物の遺伝子組換え技術を駆使して、活性を保持したまま生産させ、これを植物体から単離・精製及び金コロイド等で標識する技術を開発し、迅速かつ簡易な食品微生物検出システムを開発する。

 この研究開発プロジェクトでは、@植物バイオを利用して初めて作出できる抗原や抗体産出作物は、使用目的が試薬製剤の原材料という特化作物であり、世界的にも対抗する農作物がないため、価格競争の上で独占的に優位を保つことが可能になり、国内外に強力な競争力を有する農作物が誕生する、A植物生産システムを用いることで初めて低価格かつ大量生産が可能な食品検査を迅速に行うことができるバイオセンサーが開発されることにより食品衛生システムの構築が期待できる、としております。
 この成果は、輸入農産物に充分対抗できる魅力ある農業生産物が開発されるため経済効果も大きく期待できるほか、今や食品に対する消費者の安全性への関心が高いことから、将来を見越して道内の農畜産物を全国の消費者に安全に提供するため国際的に評価されている衛生管理システムであるHACCPの手法にも十分対応するものであり、北海道の「食」関連産業全体の振興に大きく波及する技術であると期待されます。

 当財団は、北海道の産業技術力を高め、経済基盤を固めるために、産学官連携による戦略的な技術・研究開発の推進とその成果の移転・事業化の促進のための支援事業に取り組んでおります。先般その拠点となる「北海道産学官協働センター」(コラボ ほっかいどう)が完成しましたので、皆様のご来訪をお待ちしています。