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・平成18年度総会第102回例会記念講演会のお知らせ(詳細はここをクリック) ・北海道からの研究開発補助金の募集のお知らせ(詳細はここをクリック) ・道立食品加工研究センター成果発表会のお知らせ(詳細はここをクリック) ・企画運営委員長の交代について(詳細はここをクリック) ・平成17年度HOBIA事業経過報告(来月掲載いたします) ・平成18年度HOBIA事業計画(案)(来月掲載いたします) 企画運営委員長の交代について 当協会企画運営委員会委員長として、運営に携わって来た西村副理事長が、北海道東海大学学長に就任することに伴い、企画運営委員会委員長の職を辞任することとなりました。後任には、同委員会副委員長である、浅野行蔵理事が就任することになりましたのでお知らせします。 ・平成18年度総会および第102回例会のお知らせ(詳細はここをクリック) ・HOBIA20周年記念講演会開催報告(詳細はここをクリック) ・フーズ&アグリ・バイオ・ネットワーク活性化事業のご案内(詳細はここをクリック) ・中高生モデル・デイベート参加報告(来月掲載いたします) フーズ&アグリ・バイオ・ネットワーク活性化事業3月のご案内 健康博覧会2006への出展 CMPジャパン梶A健康産業新聞主催の「健康博覧会2006」に、道内の健康食品ビジネスの拡大を目指し、ネットワーク企業12社が出展しますので、ご案内いたします。 日時:平成18年3月22日(水)〜24日(金) 場所:東京ビックサイト(東京都江東区) 出展企業:(有)PLAN-A(札幌市)、ネイチャーテクノロジー梶i岩見沢市)、鰍ヘるにれバイオ研究所(北見市)、潟Pルプ研究所(札幌市)、竃k海道バイオインダストリー(札幌市)、(有)植物育種研究所(栗山町)、椛蜍焉i旭川)、(有)大地の香(遠軽町)、森産業梶i士幌町)、(有)十勝しんむら牧場(上士幌町)冨田ファーム(興部町)、(株)イソップアグリシステム(北見市) こちらのURLより、各企業名で検索、参照できます。 http://www.this.ne.jp/ja/index.html シンポジウムの開催 食農活動グループの広範な交流ネットワークの形成、ネットワークキーマンの連携促進などを目指し、「フーズ&アグリ・バイオ・ネットワーク活性化」シンポジウムを開催いたしますので、ご案内いたします。 日時:平成18年3月25日(土)15:00〜18:00 場所:とかちプラザ(帯広市西4条南13丁目) プログラム 基調講演(15:00〜16:30) 「食と農から共生・循環する社会を再構築する−和の経済の視点から−」 酪農学園大学客員教授 三野 耕治氏 パネルディスカッション(16:30〜18:00) 「十勝農業の伝統技術に学び、これからのアグリ・バイオ技術を展望する〜発酵食品開発、家畜におけるプロバイオティクス、バイオマスの利活用〜」 パネラー:基調講演 三野耕治氏、臨床獣医師 岡井健氏、場所文化プランナー 後藤健市氏、十勝ブランド推進 大庭潔氏、循環型農業研究 谷昌幸氏、コーディネーター (株)北海道TLO社長 冨田房男 参加費:無料 申込先:(株)リープス 011-596-4852 (株)児玉ヘルス商事 0155-33-4141 HOBIA 011-708-1611 ・HOBIA20周年記念講演会開催の報告(詳細はここをクリック) ・「全国バイオ団体交流会議」参加報告(詳細はここをクリック) ・バイオシンポジウムご案内(終了につき削除) ・札医大知財シンポジウムのご案内(終了につき削除) ・事務局長交代のお知らせ(詳細はここをクリック) 事務局長交代のお知らせ 平成18年2月1日付けで、HOBIAの事務局長が交代することになりましたので、お知らせいたします。 HOBIA会員のみなさま。平成13年12月から事務局長を務めてまいりましたが、この度、退任することになりました。4年と少しの期間でしたが、みなさまからのご支援をいただきまして、充実した時間をすごさせていただくことができました。特にNPO法人立ち上げの時期に関わることができましたのは私にとりまして、大きな資産になったと存じます。事務局長としては、誠にいたらないことが多く、みなさまにはご迷惑をおかけいたしました。今後は、微力ながらHOBIA企画運営委員として事業のお手伝いをさせていただくことになりましたので、今後とも変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。尚、私の今後の勤務先は下記になっております。 成田由佳 (北海道TLO(株) 札幌市北区北8条西5丁目北海道大学事務局4階 TEL:011−708−3633 FAX:011−708−3833 メールアドレス:y-narita@h-tlo.co.jp)
2月1日から成田局長の後を受けて、事務局を担当することになりました川村洋城(ひろき)です。これまで公務員として永年大学事務に携わって参りましたが、この業界の事情には全く疎い者です。これから皆様のご指導を得て、一日も早く事務に慣れるよう務めますので、よろしくご協力をお願いいたします ・年頭所感―20周年の節目を迎え、バイオアイランドの夢を叶えよう!(詳細はここをクリック) ・HOBIA20周年記念講演会及び新年交礼会のご案内(終了につき削除) ・地域連携フオーラム参加報告(詳細はここをクリック) ・第21回北海道バイオステージ報告(詳細はここをクリック) ・日本生物工学会北日本支部雪祭りシンポジウムのご案内(終了につき削除) ・中高生モデルディベートのご案内(終了につき削除) 年頭所感−20周年の節目を迎え、バイオアイランドの夢を叶えよう! 会長 冨田 房男 「遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等の防止に関する条例」が発効する日をもって始まる新年を迎え、希望に溢れ、心安らかに迎えられたこととお喜び申し上げますとは、なかなか言いだし難い。しかし、新年はやはり新たな気持ちで迎え、2006年が皆様にとってよい年になるようにと祈念しております。恐らく、ことしも北海道の将来の期待をもって進めるほど、よいニュースはありそうにも思えない。一方ではバイオが大切と言いながら、他方ではこれを否定する動きがあり、私はこれを懸念していると言うことである。 北海道は、製造業が極めて弱い、従って経済基盤も弱い地域である。北海道のGDPでもっとも大きなものは生物生産であり、ここに力を注ぐのは当然であるが、これをイメージだけで売り込もうとしても無理がある。イメージはあっという間に消えてしまうものであり、気まぐれなものである。やはりきちんとした科学的根拠に基づいて透明性があり、誰もが検証できる確たるものがなければ駄目である。この意味において、私自身が北海道大学の農学関係で教鞭をとり、研究を続けてきながら、隔離圃場をつくることもなく過ごしてしまったことが恥ずかしい。また、深く反省している。現役の北海道の農学関係者の方々には、どうかクラーク先生の建学精神に帰って、新たなチャレンジを進めて頂くようにお願いしたい。 本協会(HOBIA)も遅ればせながら生産現場から製品までの一貫したシステムを構築するように、通称アグリネット事業(フーズ&アグリ・バイオ・ネットワーク活性化事業)に積極的に取り組み、バイオ産業活性化の基盤作りに貢献したいと活動を続けている。この事業は、HOBIAと交流協定を結んでいるNPO近畿バイオインダストリー振興会議との協力関係にも資するものであり、両者が相まっての効果が出るものと期待している。 2005年11月には大阪で、近畿バイオインダストリー振興会議の主催で、北海道・近畿・沖縄のバイオ振興団体が参加するバイオフォーラムを行い、大成功だったと評価している。これに支援をしていただいた財団法人バイオインダストリー協会に深甚の謝意を表したい。まさに手作りの会であるが、それぞれの地域の特徴を生かし、補完し、相乗的に働くよい機会で、2006年度には全国レベルの会合を開きたいものと願っている。 バイオの世紀と言われる21世紀に入ってもう6年目である。また本年はHOBIAが発足20周年を迎えるときでもある。バイオアイランドを目指す北海道において、年頭に「遺伝子組換え作物の栽培等による交雑等の防止に関する条例」が出ることは、バイオ産業振興を願う我々にとって、困難を予想させるものであるかもしれない。しかし、我々は現実に目を向け、且つ将来に向けた夢を紡いでいかなくてはなるまい。今年こそは新しい夢を作り出したいものである。 最後になりましたが、皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げるとともに、新たなる時代に向かって進むHOBIAへのご指導・ご鞭撻・ご支援をよろしくお願い申し上げます。 ・HOBIA20周年記念講演会および新年交礼会のご案内(終了につき削除) ・「地域バイオ育成講座in旭川」のご報告(詳細はここをクリック) ・バイオマッチング広場のご報告(詳細はここをクリック) ・フーズ&アグリ・バイオネットワーク活性化事業の取組み状況(詳細はここをクリック) ・第21回北海道バイオステージ「十勝発アグリビジネスの新展開」(終了につき削除) ・企業視察会の参加報告(詳細はここをクリック) ・平成18年度「地域新生コンソーシアム研究開発事業」などの公募について(詳細はここをクリック) ・第6回「フードフォーラム北海道」のご案内(終了につき削除) ・2005 25Q 札幌衛生研究会ご案内(終了につき削除) フーズ&アグリ・バイオネットワーク活性化事業の取り組み状況 経済産業省が実施する「広域的新事業支援ネットワーク拠点重点強化事業」(バイオ産業クラスター関連)に採択された「フーズ&アグリ・バイオ・ネットワーク活性化事業」の取組状況について、お知らせいたします。 (1)事業の背景 @いま、農業生産法人を中心として、自ら生産、加工した農産物をスーパー、百貨店、消費者に直売したり、バイオ・情報産業などの異業種産業と結びついたアグリビジネスの動きが加速し、他方、食品加工業においても、「道産食材のうまみを生かした健康食品」という、味と健康を標榜する特徴的商品開発などが研究されています。 A他方、バイオについては、これまで札幌市を中心に、研究者・ビジネス・支援など重層的なネットワークの形成が図られてきました。 経済産業省では、バイオネットワークの地域への形成を目指し、バイオ産業クラスター形成の拠点となる組織活動を支援する制度を創設いたしました。 (2)事業の特徴 HOBIAの取り組みは、これまでに築いてきたバイオ技術シーズネットワークと地域で動き出したアグリビジネスとが連携し、フーズ&アグリ・バイオのネットワークを形成し、素材品質やその供給力を改善し、新たな製品開発や販路を拡大いていくものです。 @ バイオ製品の原料となる素材供給側に、新技術を重視したネットワーク形成を支援する。 Aフーズ、アグリ、バイオ分野での一貫したビジネス活動を支援する。 B生産、製造、消費をつなぎバイオ産業クラスター形成の活動拠点づくりを支援する。 (3)事業計画 @本事業にクラスターマネジャーを置くとともに、HOBIA企画運営委員が事業進行をサポートしており、現在、オホーツク、十勝、道央、道北の4地域で、畑作・酪農・畜産分野でのアグリビジネスと連携を図り、12月を目途に、素材供給側に30企業が参加する4ネットワークの結成を目標としております。 Aネットワーク活性化の柱は、ネットワーク研究 活動、キーマン育成活動、ニーズ・シーズネットワークの情報交換活動であり、研究会、講演会、展示会、マッチングの実施を具体的に支援してまいります。 今後、HOBIAでは、北海道の重要産業フーズ&アグリ・バイオの発展や関連ビジネスの創出を目指し、HOBIA会員や北海道バイオ産業フォラーム参加企業との相互連携のほか、バイオステージ、地域人材育成事業、地域研究交流会、研究部会とタイアップして、事業の円滑な推進を図ってまいりますので、みなさまのご協力よろしくお願いいたします。 (高橋達夫クラスター・マネージャー記)
・地域バイオ育成推進講座・バイオマッチング広場のご案内(終了につき削除) ・HOBIA‐近畿バイオインダストリ−振興会議交流事業のご案内(終了につき削除) ・遺伝資源へのアクセスにかかる手引きについて ・「産学官連携推進とアグリバイオビジネス」シンポジウム(詳細はここをクリック) ・食の安全セミナー「2005 25Q 札幌衛生管理研究会」のご案内(詳細はここをクリック) ・平成17年度農林水産業北海道地域研究成果発表会のご案内(終了につき削除) 遺伝資源へのアクセスにかかる手引きについて 最近話題となることの多い生物多様性条約(CBD)やカルタヘナ議定書について、国内法の整備状況や産業上の問題点について詳しいお話を聞く絶好の機会がありました。詳細な内容に興味ある方は講演会のレジメを請求していただくことにして、そこに盛り込まれていない点や非常に重要と感じた点を御紹介します。また、講演の後の総合討論は白熱したものとなり ましたので、討論内容を詳しく実況の形式でお知らせします。 1.「遺伝資源へのアクセスと利益配分に関する我が国 の政策の動向について」 経済産業省生物化学産業課事業環境整備室 係長 前田 淳 氏
生物多様性条約では遺伝資源の保全や、そこから得られる利益配分を規定している。全世界で187カ国とECが加盟している。資源提供国とその使用国の間では、条約上の立場が異なる。それぞれの主張が異なるため、典型的な南北間題になっている。最近の動きとしては、資源の出所を明示する必要性が議論されている。国内の関連業界の意見を踏まえつつ、対応の方針を決めることに努力している。そこから、国内版のガイドラインを策定中である。近隣のアジア諸国とは協調の方針 で協力を強化し、相互理解を形成する努力をしている。 2.「遺伝資源へのアクセスの手引きに関する説明」 (財)バイオインダストリー協会 常務理事 炭田 精造 氏
遺伝資源の導入に関しては、後から法に触れていることが分かると、大変なことになる。そのため、JBAでは理解を深めてもらう努力をしている。ボンガイドラインを含めて条約全体の翻訳もしており、テキストをJBAから提供している。各国の事情については、政府の窓口や権限のある国内当局者が公開しているHPを見てほしい。だが、例えばタイの国内法では現地語でしか文書が無く、英語版さえない。こうした場合は、JBAがお役に立てると思う。ATCCから菌株を入手する際は、アメリカが条約に加盟をしていないことから、菌株の分離元の国との問題が起きる可能性がある。また、当初の菌株の取得目的と異なった目的で使用する場合も、問題が起きうる。生物資源から発生する利益配分に関しての考え方が、途上国とは随分違うことがある。紛争処理を行う際にも、何処の法律を使い、何処で紛争処理を解決するかなども考えて置く必要がある。普段から、生物資源の入手等に関して記録を取っておくことが肝要である。 3.「遺伝資源アクセスを支援するためのJBAの活動について」 (財)バイオインダストリー協会 生物資源総合研究所 主席研究員 渡辺 順子 氏
前2人の演者の話をまとめて、JBAの活動についてお話しする。CBDは遺伝資源のみならず、伝統的知識にも適応される。また、価値が確立した資源のみならず、全ての遺伝資源に及ぶ。また、学術領域での資源の利用にも適応されるし、自分自身で生物資源を収集した訳でなくとも影響がある。大枠としては、先進国と途上国との対立が軸になっている。続々と、各国で国内法の整備がなされている。一方、国際的NGOによる先進国の企業に対する監視が強まってきている。日本国内特許に関しても、ペルー政府などからの非難が始まろうとしている。EUでは、特許出願において原産国開示を義務付けようとしている。JBAとしてはガイドブックを出版し、相談窓口とHPを開設した。また、アクセスルートの開拓や国際交渉で日本政府を支援している。さらに、今回のようなオープンセミナーを開催している。この他、2国間の相互理解を深める交流会やシンポジウムなども開催している。 4.「遺伝資源へのアクセスとアグリ事業」 NPO法人北海道バイオ産業振興協会会長 冨田 房男
HOBIAでは、食品とアグリバイオに関する新しい事業を進めている。この中では、様々な作物を扱うことから、学術から農業者までの理解を得る必要があると感じている。CBDの考え方の根幹には、利益を公平・衡平に配分すると言う概念があると思う。「カルタヘナ担保法」は、非常に重要な法律と理解されていると感じる。法律の内容には幾つかの問題点があるが、リスクを重視しすぎる傾向が出てくることかと思う。
HOBIAが北海道で始めようとしている新たなネットワーク事業では、生産者のネットの構築を主眼にしている。この中では、遺伝資源の導入や保護が重要だと考えている。今後の事業の中で、JBAにはアドヴァイスをお願いしたいと思う。 「総合討論」 質問者: 自分でも様々な小麦や大豆の種子を導入したことがある。現在でも農家レベルで導入して販売している例があるが 、どの様なことに注意すべきか? 前田: 1993年以後に導入した場合は、販売者が条約を遵守しているかが問題となる。 炭田: 条約が発効した以後には、それぞれの制限がある。しかし、適応される条約の条項が、作物によって異なることに注意してほしい。個人で許可を得ずに種子等を持ち込む場合は、植物防疫法でも禁止されていたことであり、何らかの法律違反になりうることに注意してほしい。 冨田: アメリカの法律に違反せずに導入した場合は、問題にならないと思われる。 井上: 日本から他国に持ち出す場合は、日本には持ち出しに関しての規制がないので、処罰の対象にはならない。 冨田: 普通法律は不遡及だが、原産国という意味は不遡及の原則に反する可能性があると思う。 前田: 国内では日本の法理が優先し、基本的には不遡及である。 炭田: マレーシアではパームオイルを沢山生産しているが、西アフリカの原産地から原産を主張されても、マレーシアは拒否をするだろう。ペルーからヤーコンについての原産国との主張が出そうだが、その主張にはクリアーでない部分が多い。 質問者: 輸入した他の商品等にたまたま混在して入ってきた種子を利用した場合は、どの様な解釈となるのか? 炭田: そうした種子が国内に自然に生息をしてしまった場合、例えば西洋タンポポなどは、日本が原産国と考えることができる。 前田: 別目的での導入、例えば観賞用に入れた花に薬効が認められた場合など、条約違反の可能性がある。 炭田: 今回の話は、法律ベースでお話しをしている。国際NGOの行動規範は別の規範、例えば倫理観や特殊な利益を規範としている可能性がある。そうした点に注意して、リスク管理をするべきかも知れない。 冨田: アルゼンチンからブラジルに入った遺伝子組み換え大豆、所謂マラドーナ大豆について何か話は聞いているか? 渡辺: 詳しく知らないが、ブラジルはいつも被害者であるという態度を取っていると思う。 質問者: 伝統的知識も条約上の保護の対象となると言うことであったが、エビデンスのない薬効などは意味がないと思う。エビデンスを取った人の権利保護を含め、条約には問題があるのではないか? 渡辺: 伝統的知識に関しては、合理的な話はできないと思う。国際的なデータベースなどで規定してほしいと思う。 炭田: 伝統的知識の定義は確立さてはいないし、また国際的な法律は存在しない。また、特許化を目指そうとした場合には、公知の知識であるという指摘も出てくるだろう。 質問者: 法律を多少とも勉強した人間として、どうも整理ができていない現状があると思う。もう少し、法律家による合理的な理論構築が必要でないかと思う。 前田: 条約自体は枠組み条約であり、現実には相手国の法律に基づく2国間の交渉になる。そこで、国際交渉の際には主張をしっかりしていきたいと思っている。 炭田: 合理的でない議論が国際間でもあるので、JBAとしても国にしっかり協力していく。 質問者: 種子の問題なので農水省が扱う問題と思っていたが、経産省に相談すべきなのか? 前田: 第一義的には経産省に相談してほしい。 冨田: 問題が特許に関わっているので、経産省が担当している訳である。 質問者: ヤーコンは、北海道でも多く作られているが、ペルーからのクレームはどの様な内容か? 渡辺: 特許番号の提示があるだけなので、その内容はよく分かっていない。 回答者の敬称は省略しました。(文責 HOBIA企画運営委員 富永一哉)
・「作物、昆虫、微生物の海外からの持ち込みに関する法律の勉強会」のご案内(終了につき削除) ・BioJapan2005へ出展(終了につき削除) ・HOBIA〜近畿バイオインダストリー振興会議交流事業の開催報告(詳細はここをクリック) ・遺伝子組換え技術研修を終えて(詳細はここをクリック) ・全道会議11月開催へ(詳細はここをクリック) ・「食の安全から食卓の安全へ」セミナー開催のご案内(終了につき削除) ・企業視察会のご案内(終了につき削除) ・組換え技術研修のご案内(終了につき削除) ・企業視察会のご案内(終了につき削除) ・GMO圃場視察のご報告(終了につき削除) ・日本食品科学工学会52回大会のご案内(終了につき削除) ・環境・資源循環プロジェクト研究成果報告会のご案内(終了につき削除) GMO圃場視察のご報告 HOBIA会員である生産者2名が、先月、茨城県のGMO圃場の視察に行かれました。以下に、ご報告いたします。 今回の夏季GMO圃場視察は常呂町の小野寺靖さんと私、長沼町の宮井能雅の2人で生産者の立場として、是非とも今年の夏に行おうと冬から計画を温めていました。 7月6日の午前中はモンサント茨城県河内町の研究農場を訪問し、ビートをメインにして宮本農場長を始め、山根社長じきじきに案内していただきました。モンサントの研究農場ではラウンドアップ耐性のビート2品種と、北海道でも栽培されている既存のビート2品種(品種名はモンサントの希望により匿名)が、常呂町の小野寺靖さんが提供した移植用の紙ポットを使い、北海道と同じ条件で栽培されています。 許可の関係から6月10日に移植を始め、これは北海道よりも50日近く遅い移植ですが、積算温度の違いで生育は十勝並みでした。6月27日にはラウンドアップを200cc/10a散布し、試験の目的であるRR耐性の有無、形態、生育特性、その他環境に及ぼす影響について検討し、秋の収穫後は生育量や有害物質が後作に及ぼす影響や土壌微生物相や成体の越冬性についての試験があります。 研究農場風景 RRビートはラウンドアップに見事に耐性を示し、現在北海道で普及している移植に変わる直播栽培の一番の問題である雑草対策に期待できる技術に間違いありません。また、ビートは花粉を出さないため、現在言われている様な交雑の可能性はゼロ、混入も一般市場に出ず、国策のビート3社の工場によって100度以上の蒸気が加わり砂糖となる為、GMたんぱく質は検出されません。よって今後の北海道農業における理想のGM作物と言えます。 その他、RR芝(ベント種)の開発もされています。またRR大豆についても、農林水産省の指針に沿った隔離距離をとっていました。これに対して現在、交雑防止のための隔離距離として北海道で話し合われている20mから30mという数字には私は疑問を感じます。また物理的な面での管理も完璧で、圃場の土や水は外部に出ないようになっています。 6日の午後はつくばの農業生物資源研究所の高岩文雄先生にスギ花粉症対策のGM稲の試験圃場を見させていただきました。なんと利用している稲は北海道の古い品種と、中部地方で栽培されている品種の2品種で、将来はコシヒカリ等の有名品種も手がけるそうです。 たいへん丁寧に分かりやすくご説明していただけましたが、やはりGM反対派の誤解や偏見に対しては、たいへん苦慮されているというお話でした。将来はいろいろな機能性を持たせたGM稲の開発を進めるそうです。GM反対の方達も機能性の国産GM稲が登場したならば、先を競って購入することが予想され、そのことによって今後のGM作物の開発が促進されることは間違いないでしょう。 (長沼町 宮井能雅)
〜企画運営委員会〜
・地域バイオ育成講座IN恵庭報告(詳細はここをクリック) ・市民フォーラム『遺伝子組換え作物栽培の安全と安心』参加報告 ・特定保健用食品に関するセミナー』参加報告(詳細はここをクリック) 市民フォーラム『遺伝子組換え作物栽培の安全と安心』参加報告 7月2日(土)13:00〜16:00に札幌コンベンションセンター特別会議場で開催された表題のフォーラムに参加しましたので、報告します。 主催者の(社)農林水産先端技術産業振興センター(STAFF)は、GMOについての様々な情報を提供している団体です。今回のフォーラムは、3月末に開催した専門家向けのシンポジウム『遺伝子組換え食品の安全と安心』の成功を受け、一般市民に理解を広めるために開催したものです。後援には、植物化学調節学会・日本育種学会・日本植物細胞分子生物学会・日本農芸化学会が名を連ねており、基本的事項を含むGMOの現状や課題を説明する講演が3題、以下のような題名でありました。 遺伝子組換え作物・食品の現状と課題 (STAFF 外内尚人 氏) 遺伝子組換え作物栽培の安全性について (農業生物資源研究所 田部井豊 氏) 植物関連6学会からの提言提出について (京都大学・植物生理学会会長 岡田清孝 氏) 講演の後、北海道大学工学部の棟方正信教授の進行でパネルディスカッションとなり、講演された外内氏、田部井氏、岡田氏の3方がパネリストとして登壇しました。なかなか活発な議論があり、十勝で農業をしている方からはGMOの普及に大きなエールが送られました。また、消費者と研究者等との仲立ちをしている市民団体のメンバーからは、科学的実証の詳しい説明を求める声があり、新たな発見により管理基準が否定されるなどのことがある度に、消費者には不信感が生まれるとも指摘していました。この問題は科学技術の本質に触れる問題であることから、パネラーからの回答には非常に苦しいところがあり、リスクコミュニケーションを不断に続ける必要を感じました。同様に、マスコミ関係者からも、情報の透明性や公開をもう少し強める必要があるとの指摘がありました。この他に、流通関係者から、市民フォーラムと銘を打ちながら、まだまだ専門用語が多すぎるとの指摘もあり、STAFFからは今後もより分かり易い説明会を開いていくとの回答がありました。 会場が広い割には、やや参加者が少なめに感じましたが、参加した方々には有益な勉強会になったことと思います。 (文責:HOBIA企画運営委員 富永一哉)
西陰理事へのお見舞い 日頃より、HOBIAの事業運営について多大なご貢献をいただいております西陰研治理事(企画運営副委員長)が、先日、交通事故に遭われ、現在、入院中です。HOBIA関係者一同、心よりお見舞い申し上げ、一日も早いご快復を祈念しております。今後、リハビリなどにたいへんな日々を過ごされることになると存じますが、皆で応援していきたいと思っております。会員のみなさまにおかれましても、ぜひ、応援をお願い申し上げます。 |